生活保護費巡る悲しいせめぎあい

 明年度政府予算案が正式に決定した。イブの日に、庶民へのプレゼントになりそうもないのは皮肉だ。 社会保障の分野で、真に援助を必要とする人とそうでない人を見分けることは難しい。英国ブレア政権はその試みに挑んだが、うまくいかず挫折したと聞く。日本の場合も、生活保護費をめぐる議論がここ数年焦点だ。先日も党女性局の会合で、生活保護者が年金生活者より恵まれているのは疑問との声が一斉にあがった。母子家庭の加算が毎年減らされる背景には、こうした不公平感が見逃せない。見極めに工夫が必要となっていることを痛感する。

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