「インターフェロンで治療すれば効くといわれるが、一ヶ月に八万円もかかるものにとても手は出せない。早急に公的助成のしくみを作ってほしい」「肝炎は人にうつるといった誤解からうまれる差別をなくしてほしい」―C型肝炎をめぐる訴訟で、東京地裁が23日に国の過失を認定する判決を下した。前日に国会で原告団の方々から聞いた声が脳裡によみがえってくる。
公明党の肝炎対策プロジェクトチームの座長をつとめる私は、坂口力元厚生相らと共に原告団のメンバーに会い、次のようなあいさつでしめくくった。
――先日、神戸に住む学生時代の友人から「赤松は厚労副大臣時代に政治的に名をなす重大なチャンスを逃した。惜しかった」と言われた。「どうしてだ」と訊きかえすと「国がC型肝炎訴訟で二度にわたり敗訴しながら、責任を認めず控訴することに対し、こうした行政のあり方に納得がいかない、として厚労副大臣を辞めるべきだった」というのであった。
肝炎対策は今や国民的課題。私のまわりにも対策の遅れを指摘する声は多い。皆さんの声をしっかり受け止めて頑張りたい。
極端さは否めぬものの、官僚主導に少しぐらい風穴をあけよ、と指摘されたようで、ずしりと重く響いた。”辞めるべきだった”とは思わぬまでも、C型肝炎やB型肝炎に悩み、うめいている人々に対し、効果的な手だてを講じることができない厚生行政と、無力だった自身を歯がゆく思う。その分、これから挽回していかねば、と決意している。
Posted on 07.03.24 by AKAMATSU Masao
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