放言居士の際立った発言にみる"正論"ぶり

 参議院選挙から一夜明けた30日は、お世話になったあちこちに朝から電話をかけて御礼を述べる一方、事務所周辺の挨拶回りをした。殆どの皆さんが、自民党の失敗を糾さず、後について行くだけの印象が公明党にあったことが敗因であるとの厳しい指摘をされた。ある個人商店主は「病気のやつと一緒に寝てんねんから、うつるんは当たり前や」と。下世話な言い方ではあるが、的を射ているのかなと、当方も大笑い。「家庭内別居くらいはせんといきませんかな」―と述べておいた。

 また、太田代表が、いち早く安倍首相の続投に賛意を表明、協力を約したことに疑問を投げかける意見をメールや電話で、また直接にいただいた。「せめて一呼吸おくべきではないか。自民党内でさえ、首相退任論がでている」というわけだ。

 自民党と連立を組んで8年。今回の事態を前に、直ちに態度を翻すというのは大人気なく、信義の上からも同意はし難い。「言うべきは言う」との発言はあっても、何を言ったかがもっと聞こえてこなければ・・・。と思っていたら、党首会談で「憲法改正よりも生活重視の姿勢を」と注文をつけたとの報道が聞こえてきた。

 兵庫県選挙区で当選した自民党のK議員は、「政党が自分たち自身で自らの組織強化をせずして、他党との選挙協力に頼るようではダメだ。私は公明党に応援など頼んだ覚えはない」との”正論”を堂々と選挙中から吐いていた。放言居士の御仁だが、残念ながらこの発言が同党内で際立っている分だけ、その”病状”は深刻なのかもしれない。

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