公明党政治の実現を遠望した路線の確立を

 まさに焼け付くような日々が続く。22日午前11時から午後3時にかけて公明党県代表者会議が開かれた。一部は14県の代表、幹事長らが総括を述べ、二部では太田代表、北側幹事長が挨拶をしたのち、質疑を行った。どちらの場でも大敗北のあとだけに、実に様々な意見がそれこそ熱く表明され、一つひとつ傾聴に値するものが多かった。以下は、私なりの改めての総括である。

 自民党と連立政権を組んで8年になろうとする公明党にとって、今回の敗北の意味するものは何か。それは自民党の補完勢力に見られてはならないということに尽きる、と思う。外から自民党政治を変えるために闘ってきた野党時代。与党になってからの今は、内側から自民党を変えようとしているのであって、決して単に自民党を支えようとしているのではない。あくまで政治を庶民のため、生活者のためのものにするために公明党の政治を実現することが目的なはず。なにも自公政治が目的ではない。その意味で、政権を共に構成する仲にあって、自民党との距離感をどうとるかが今改めて問われていると思う。

 個人も国家も強くないと生きられない時代状況の中で、強者のためにのみ視点を当てるのではなく、また弱者を弱者としてただ甘やかすだけではなく、真に必要な手立てを講じることこそ求められている。その辺り、今回の選挙では、公明党が民主党にお株を奪われ、あたかも生活弱者の敵になってしまったかのごとく、宣伝をされたことに最大の問題点があるのではないか。目先の自公連立路線ではなく、公明党政治の実現を遠望した路線の確立こそが今求められていると確信する。

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