案の定というべきか、議長斡旋によって激突は回避できたものの、中身の受け止め方は人によってまちまちです。「年度内に採決するなどと約束したことはない」やら、「修正はあいならん」とか。残念ながら、政党間の合意などというものはこんなものでしょう。ただ、明らかに流れは変わりました。ガソリンの値上げを許すかどうかとの、きわめて短絡した不毛の選択ではなく、道路の建設をどう進めるかの深い議論をしようということに落ち着いたことは確かです。民主党の「ガソリン値下げ隊」というパフォーマンスは後裔に退き、道路利権追及に矛先が向けられるものと見られます。
暫定税率を廃止するという選択は、すべての地方自治体の首長たちが反対している現状では土台無理でしょう。ここは中長期的な観点から、道路建設をどのように進めるかについて幅広い議論がなされる必要があるということです。道路についてはまだまだ特定財源を使うといった状況を完全に脱するには至っていません。私どももしっかりとこの10年の中期計画を吟味するなかで、無駄な道路の建設については排除して行く姿勢をとらねばいけないと考えています。
道路建設など公共事業に利権がつきもので、政官業の癒着の温床になってきているとの指摘は重要です。しっかりと監視し厳しく追及する必要があります。
ところで、ここ数日の各党の動きで、最も注目されるのは、やっぱり暫定税率を廃止した場合の財源について、民主党の主張はおかしいとの意見を表明し、再考を促す人たちが同党内部から多数でてきていることだと思われます。
(この項終わり)
Posted on 08.02.01 by AKAMATSU Masao
Filed under: 赤松正雄のブログ

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