21日の衆議院本会議で、インド洋上での艦船への給油を引き続き延長する法案が、賛成多数で可決、参議院に送られた。
与党の賛成理由は、国際社会の一員として当然の協力であり、日本が平和憲法下に出来る最も適切な行為だということに尽きる。敢えて付言すれば、それの方が結果として安くつくし、国際政治上のプレイヤーとしても損はないと言えるからだ。民主党の反対理由の最たるものは、イラクへの転用の疑念があると言うことに尽きよう。大事な視点だが、いかにも古めかしい。かつて、ベトナム戦争当時、沖縄から米軍の爆撃機がかの地にむかうことが戦争への加担に繋がるとの議論があった。米ソ対決の構図からすれば、米陣営に位置する日本にとりやむをえざる選択だった。いま、テロリスト対民主主義国家の対決図式にあって、前者封じ込めのため、多少の逸脱がないとはいえないだろう。厳格な区別は難しいともいえる。今の民主党には、かつての左翼政党の残党がいるにせよ、あまりに、冷戦思考にとらわれすぎていないか。
思えば、今日はあの新宿駅での騒乱事件の記念日。あの頃の残りかすを今にひきずっている民主党が哀れにみえる。
Posted on 08.10.22 by AKAMATSU Masao
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