イラクでの航空自衛隊の活動がついに終わることになった。また、内蔵する子弾を空中で広範囲に散布して侵略する敵を撃退するクラスター弾を、日本もついに廃棄することになった。28日午後党外交安全保障調査会を開き、内閣官房、外務省、防衛省からこの二つのテーマで報告を受けた。サマワにおける陸上自衛隊の活動が終わった後も続けられていた空の輸送支援も終わったことで、日本の自衛隊はイラクから一切無事故で撤収することになる。当初から、相も変わらぬ”冷戦思考的巻き込まれ論”で、激しく反対をしてきた皆さんに、「どうですか、何事もなかったでしょう。イラクや国連、多国籍軍関係者から高い評価と感謝を受けてきた自衛隊員にねぎらいの言葉をかけてあげてください」と言いたい。世界に平和をもたらすためには、座して平和を待望するだけでは何ももたらさない。行動するなかにこそ果実は得られるのだ。
一方、来月の三日、四日とノルウェーのオスロにおいて開かれる国際会議で、クラスター弾に関する条約の署名式があり、その結果、歴史的な一歩が印されることになる。今まで、専守防衛の観点から必要悪としての装備だとの位置付けだったが、あまりに非人道的兵器すぎるとの批判が高まった。このため、公明党の浜四津代表代行が中心となって、私も含め安全保障関係議員が福田前首相に申し入れを行ったのが、日本の決断をもたらす契機になった。勿論、国家防衛のために、列島水際が無防備になることは避けなければならず、今回のクラスター弾廃棄に伴う補完措置として、精密誘導能力を有する装備品を新たに保有することも付け加えたい。
非武装では国家を守るわけにはいかない。政権を担当する責任政党としては、国家の目線と国民目線の双方が必要であり、この場合、国民目線からは、クラスター弾は不用であり、国家目線からは、補完のための装備が必要ということになる。
この他、午後3時から党首討論、夕刻からは、会期延長のための本会議が開かれた。この後、姫路に帰った。
Posted on 08.11.29 by AKAMATSU Masao
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