埋蔵金の正しい使われ方《12月21日》

 日曜日だが、朝から来年度政府予算案などの内示案について省庁から説明を受けた。午前の部は、地元からの移動のために欠席し、午後から三時間あまりにわたって環境、防衛、外務、総務、厚生労働、経済産業、金融庁などからヒアリングを受けた。夜遅くなって、再び地元に戻った。

 このヒアリングで、意見が集中したのは、「平成20年度における財政運営のための財政投融資特別会計からの繰り入れの特例に関する法律案」―なんだか長ったらしく分かりにくいが、要するに”埋蔵金流用法案”と言えようか。

 定額給付金の財源として、この埋蔵金を活用するにあたっては、様々な論議がある。「本来は、国債償還に使うべきで、定額給付金に使うなどと言ったことはおかしい」との議論に対し、このお金の発掘者ともされる東洋大学の高橋洋一教授が、以下のように反論しているのは、興味深い。「この議論は、国債償還という前に特殊法人や行政法人につぎ込むことを隠している。つぎ込んで、それでも余ったら国債償還に使うということだ。国で余った金の使い道を役人の手に委ねるのではなく、国民の一人一人にお金を渡し、各人にその使い道を決めてもらう、国民が自己決定出来るという定額給付金は、良い政策だと思う」(公明新聞11月22日付け)―評判がよくないと言われる定額給付金について、最も有力と思われる賛同意見ではないか。

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