国会に橋下大阪府知事がやってきた。衆議院総務委員会における参考人質疑に、である。テーマは直轄事業負担金問題について。他に、上田・埼玉県知事、二井・山口県知事、神野関学大教授らも出席されたが、やはり圧倒的に聞き応えがあったのは橋下知事だった。15分間の陳述のあと、5人の委員からの質問に答えたのだが面白かった。ここでは府知事の発言のうちのほんのさわりだけを紹介する。
「僕らが要らないダムを(国は)作れ、作れと言ってくる。そして僕らが必要だと言ってる高速道路はゴーしてくれない。ここがもどかしくて仕方がない」(自民党委員への答弁)「近畿地方整備局との意見交換会でも、(同局は)ファイルで何冊分もあるから研究してくださいと言う。全く自分たちで必要な負担金の根拠を示そうとしない。ならば、こちらは府民の税金を預かっているのですから、払えないということで対応しようかと思っている」(民主党委員への答弁)「国と地方が奴隷関係にあり、奴隷は主人に文句は言えません。補助金制度や負担金制度がうまく組み合わさって、府職員は知事の方を向くのではなく、省庁の方を向いています」(公明党委員への答弁)「府も反省をしないといけない。府内のある市から、水道料金の料金決定について。これは大阪府もえげつないぼったくりの請求書じゃないかというような声があがりまして、すぐに値下げの検討指示を幹部にだしました」(共産党委員への答弁)「負担金の割合が、もし決定権を地方に譲ってもらえて、知事のもとに出先機関をおいてもらえるなら、地域の受益者負担の観点から、国会議員のかわりにきちんと厳しくチェックする」(社民党委員への答弁)
自身のことを「僕」「僕」と連発するのはあまりいただけないが、その発言に脈打つ素人感覚、庶民の視線を感じて、好印象を持った。
Posted on 09.04.23 by AKAMATSU Masao
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