「天地人」の地で、有機ELに目をこらす《12月14日》

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 雪深いところとの強烈な印象があった。山形県米沢市である。30年ほど前に、福島から秋田に行く途上に車中から見た風景が未だに焼きついていた。しかし、そこに雪景色はなかった。聞くと、12月でも昨今はあまり降らないとのこと。温暖化の影響か、残念であった。

 「出前政調」で、岩手、栃木に続いて13日は米沢、山形両市を訪問した。米沢では同県が積極的に取り組む有機EL産業の集積について視察を行い、山形では、党員大会に出させていただいた。今年のNHKの大河ドラマ「天地人」ゆかりの地とあって、米沢は例年にもまして観光客が多かったと聞く。主人公・直江兼続や上杉鷹山などこの地が生んだ歴史上の人物に改めて光が当たることは好ましく、都市と観光について考えさせられた。

 東北とりわけ福島に先端科学技術関連の工場が集まり、日本のシリコンバレーとの異名があることはよく知られている。しかし、山形がそれに勝るとも劣らぬ地位を占めていることは寡聞にして知らなかった。「電気・電子分野での製造品出荷額、事業所数でも比率において福島を上回っている」「元気なものづくり中小企業でも東北トップ」といった宣伝文句を聞かせていただくとともに、慶應義塾の先端生命科学研究所が鶴岡にあること、山形での「超精密加工テクノロジー」研究の進展などともに、白色有機EL照明など有機ELシーズの活用発展で「有機ELなら山形」の実現に執念を燃やす県の取り組みを聞いた。このなかで、今回の民主党政府の行政刷新会議による事業仕分けによって、有機EL分野関連予算が大幅に削減される様相を示していることから、是非ともその動きを阻止して欲しいとの要望を受けた。

 午後からの党員大会には山形総支部の元気な壮年や女性の皆さんが大勢姿を見せてくださった。約40分近い時間をいただき、新しい公明党のビジョンやら民主党の持つ課題について説明。30分ほどで質疑応答を行った。そこでは、1)参院選でどう無党派層を取り込むか 2)財政赤字で混迷を極める日本の未来をどう切り開くか 3)環境税をどう見るか―などの質問がだされた。質の高い中身で貴重なやりとりとなった。

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