ハイチ大地震への救援とPKO派遣《1月27日》

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 さる1月14日に中米カリブ海に浮かぶ島国・ハイチを襲ったマグニチュード7の大地震は、極めて深刻な被害をもたらしている。刻々と伝えられるニュースは悲惨の一語につきる。世界で最も貧しい国といわれるこの国の首都ポルトープランスは、激しい地震にひとたまりもなく壊れてしまった。この地震への当初の政府の対応はどうみても遅きに失したものであった。

 医療援助隊(100名)が現地で実際に医療活動を始めたのは23日になってから。21日に開かれた公明党の外交安保部会で、私は防衛省や外務省の担当者に対して、対応の遅れを衝いた。政府当局は「治安状況など現地事情がよく分からなかった」「首都周辺は既に各国の対応が進んでいた」ことなどを遅れた理由にあげていた。岡田外相も国会でのやりとりで、遅れたことを率直に認めるとともに、治安状況の悪さを一因にあげていた。

 こうした遅れを一気に取り戻すかのように、政府は25日に国連からのPKO派遣の要請をうけて、陸上自衛隊の派遣をする方針を決めた。公明党の山口那津男代表がこの問題を今日の参院予算委で取り上げた。外相や首相はハイチの現状は、日本のPKO法が対応できないような厳しい治安状況ではないとの認識を示していた。山口代表は、現地に送られる自衛隊員の思いをしっかりと勘案したうえで、PKO法5原則を順守しつつ迅速な対応を促していた。PKOへの日本の取組みが昨今かなり縮小しているだけに、いい機会だとは考える。

 先週の日曜日に私も、宝塚市内でハイチ地震への救援のための街頭募金活動に参加した。短時間に大勢の方々から貴重な現金を拠出していただいた。遠く離れたハイチだが、同時代に同じ地球上に住む人間として助け合う精神の大事さを改めて皆さんから教えていただいた思いがした。

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