オバマ米大統領へ日本からの“核廃絶”の支援《2月23日》

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 先週末の金曜に、超党派の議員たち(共産党は除く)6人で、ルース駐日大使に会いに出かけた。目的は、オバマ大統領宛ての手紙と衆参二百余名の署名を渡すため。オバマ大統領は、就任いらい、核軍縮・不拡散に向けて、「プラハ演説」を始め積極的な活動を展開しているのは周知のとおり。ただ、当然ながら米国内には様々な意見があり、対応に苦労していることも否めない。そこで世界唯一の被爆国の国会議員として、激励しようというのが狙い。内外のNGOの強い要請もあって実現した。

 ルース駐日大使は、終始穏やかな雰囲気で真摯に応対してくれた。オバマ大統領の核廃絶への情熱を心を込めて語った。ただし、大統領が自分の存命中は実現が難しいだろうと述べたことを付け加えることも忘れなかった。

 民主党の代表が、日本の核武装は有り得ないことを確信していただいていいとの意味合いのことを述べ、自民党の代表が、核抑止力にいまなお思いを抱く向きが自民党内に少なくないことを伝えた。

 私からは、広島にオバマ大統領が行きたいと述べたことを取り上げ、その可能性をただしてみた。駐日大使は、自分自身も着任いらい、行きたいと思っているが、未だ実現していないと述べるとともに、大統領の意思は明白だが、いつどのような形で実現するかは、分からないとの答え方にとどまった。この会見の総じての印象は、なかなかことは簡単に運ばないな、というところだ。

 終了後の記者会見でも私から発言したが、七百人を超える議員がいながら、二百余名しか署名が集まらなかったというのはいささかインパクトが弱いと言わざるをえない。

 もっともこれを契機にあれこれ運動を展開する必要があるし、その第一歩に明確になった。NGOの同志の方から勧められたこともあって、米国の報道機関に私の寄稿文を送ることにした。米国民に直接日本の国会議員が核廃絶について考えていることを伝えることは極めて重要だ。この分野でもNGOの皆さんの熱と力が圧倒的だということを改めて認識した。国会議員がぼやぼやしていることを恥ずかしく思ったしだい。

One Response to “オバマ米大統領へ日本からの“核廃絶”の支援《2月23日》”

  1. 2月19日の記者会見に参加したIPS Japanの浅霧です。当日の記者会見の模様を含め、今回のオバマ大統領への超党派議員による書簡に関する記事を配信しましたので、ごらんください。http://bit.ly/9oy2Rl

    IPS Japan理事長
    浅霧 勝浩
    http://ips-j.com/
    http://www.nuclearabolition.net/

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