隙だらけの人が警察のトップに立っている現実《3月26日》

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 「女性とは6年ぐらいの付き合い。掃除をしてもらっている。何も問題ない」-25日の記者会見で中井洽国家公安委員長は、同日発売された週刊誌で、知人女性に衆議院議員宿舎のカードーキーを渡していたことなどを写真つきで報じられたことについて、こう述べた。

 実は、今日の外務委員会での日EU刑事共助協定をめぐる質疑で、この中井委員長を呼ぶ機会があった。答弁に先立ち、ご本人から弁明があるものと思っていたのだが、全くないため、こちらから、どういうことかを訊いた。その基本は、全国の警察組織のトップが、プライバシーに係ることとはいえ、その士気を殺ぐような行為をすべきではないというスタンス。官房長官から口頭で注意を受けたので、「迷惑をかけて申し訳ない」と言ったというが、そんなことで済む話ではない。国民に申し開きが立たない。なにしろ立場が立場だ。四六時中SPがついているのが規則のはずなのに、それを外して夜の赤坂を二人だけでうろつくとは。その間になにか起こったらどうするつもりだったのか。

 彼が大臣に就任した少し後のこと。偶然、宿舎の入り口でばったり会った。そのときに本を一冊持っておられたので、「何を読んでるの」と訊いたら、外国人によるある警察小説を示された。「日本の警察小説が今大変話題を呼んでいるものが多いのに、外国ものですか」と言った記憶がある。ともあれ、女性と二人だけのところしかも親密な関係を思わせる行為を、ずばり狙われるようでは、何のために警察小説を読むのか。あまりに脇が甘く隙だらけとしか言いようがない。これだけでも警察のトップに立つ資格はない。

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